「白内障ですね。そろそろ手術を考えてもいい時期です」――
そう言われても、「目の手術なんて怖い」「まだ見えているから大丈夫」と、つい先延ばしにしていませんか?
白内障の手術は、目の中で濁ってしまったレンズ(水晶体)を取り除き、人工のレンズに入れ替える治療です。
手術への漠然とした不安の多くは、手術について「よく知らない」ことから生まれています。
10月10日の「目の愛護デー」にちなんで、大阪市平野区・喜連のつじおか眼科が、白内障手術にまつわるよくある誤解と、日帰り手術の実際の流れをわかりやすく解説します。
こんな理由で、白内障手術を迷っていませんか?
- 目に直接手術をするのが怖い
- 手術中に痛みがあるのではと不安
- 入院が必要なら、家族に負担をかけてしまう
- 「まだ見えているから」と様子見を続けている
- 手術をして本当に見えるようになるのかわからない
- 手術後の生活にどんな制限があるのか知りたい
ひとつでも当てはまる方は、この記事を読んでから判断してみてください。
そもそも、白内障は手術でしか治らないの?
白内障は、カメラのレンズにあたる「水晶体(すいしょうたい)」が白く濁り、かすみやまぶしさなどが現れる病気です。
点眼薬で進行をゆるやかにすることを目的とした治療が行われることはありますが、一度濁った水晶体を薬で透明に戻すことはできません。
見えにくさを根本的に改善するには、濁った水晶体を取り除いて眼内レンズ(がんないレンズ)を入れる手術が基本の治療となります。
だからこそ、手術について正しく知っておくことが大切です。
白内障手術にまつわる「5つの誤解」
誤解①「手術は痛くて怖い」
白内障手術は、麻酔をしてから始めます。
麻酔によって感覚が抑えられるため、強い痛みを感じることは少ないとされています。
手術中は意識がありますが、見えるのは明るい光くらいで、器具の動きがはっきり見えるわけではありません。
白内障手術は、一般的に比較的短い時間で終わる手術です。不安なことがあれば、手術中でも医師やスタッフに声をかけることができます。
誤解②「白内障は“熟して”から手術するもの」
「白内障は進行して熟すまで待ってから手術するもの」と聞いたことがある方もいるかもしれません。
しかし現在では、「日常生活で不便を感じたとき」が手術を検討するひとつの目安と考えられています。
むしろ白内障が進行して水晶体が硬くなると、手術の負担が大きくなる場合があります。
「まだ我慢できる」段階で一度相談しておくことが、結果的に安心につながります。
誤解③「手術には入院が必要」
当院の白内障手術は日帰り手術で行っています。手術後は院内で少しお休みいただいたあと、その日のうちにご帰宅いただけます。
住み慣れたご自宅で過ごせるため、生活リズムを崩しにくいのも日帰り手術の特長です。
誤解④「手術を受ければ、メガネは一切いらなくなる」
白内障手術で入れる眼内レンズには、主に単焦点眼内レンズと多焦点眼内レンズがあります。
- 単焦点眼内レンズ:遠く・近くなど、ピントが合う距離は1か所。合っていない距離を見るときはメガネを使います
- 多焦点眼内レンズ:遠くと近くなど複数の距離にピントが合うよう設計されており、メガネに頼る場面を減らせる可能性があります
ただし、多焦点眼内レンズには見え方の特性があり、目の状態や生活スタイルによって向き・不向きがあります。
「手術後にどう見えるようになりたいか」を事前に医師と相談することが、納得のいく手術につながります。
誤解⑤「手術しても、また白内障になる」
眼内レンズそのものが白内障のように濁ることはありません。
ただし、術後しばらくしてから、眼内レンズを支える袋(水晶体嚢)が濁り、再びかすみを感じることがあります。これを後発白内障(こうはつはくないしょう)といいます。
後発白内障は、一般的にレーザー治療で改善が期待できます。
術後も定期的に通院いただくことで、こうした変化にも早めに対応できます。
日帰り白内障手術の流れ
「実際にどのように進むのか」がわかると、不安はぐっと小さくなります。一般的な流れをご紹介します。
STEP1:術前検査・ご説明
目の状態をくわしく調べ、目の長さや角膜のカーブなどを測定して、一人ひとりに合った眼内レンズの度数を決めます。
持病や服用中のお薬もこのときに確認し、手術の内容や注意点について事前にしっかりご説明します。
STEP2:手術当日
ご来院後、瞳を広げる目薬をさし、麻酔をしてから手術を行います。
手術後はしばらく院内でお休みいただき、状態を確認してからご帰宅となります。
手術当日の過ごし方やご来院方法については、事前に詳しくご案内します。
STEP3:術後の診察
手術後は、目の状態に合わせて定期的に診察を行います。
処方された目薬を、指示どおりの期間続けていただくことが大切です。
手術後の生活で気をつけたいこと
術後しばらくは、目を清潔に保ち、手術した目を守ることが大切です。
- 目をこすったり、強く押したりしない
- 洗顔・洗髪・お化粧は、医師の許可が出るまで控える
- 処方された目薬は、指示どおりに続ける
- 車の運転は、見え方が安定し医師の許可が出てから
- 激しい運動や飲酒は、しばらく控える
また、見え方が急に悪くなった・強い痛みがある・充血がひどくなったといった場合は、次の診察日を待たずにすぐご連絡ください。
まれに起こる感染症などの合併症を早期に発見・治療するためにも、大切なポイントです。
セルフチェック:手術を相談するタイミングの目安
次のような場面が増えてきたら、手術について一度相談してみるタイミングかもしれません。
- 夜の運転で対向車のライトがまぶしく、運転が不安になってきた
- 新聞やスマホの文字が読みづらく、読書や趣味を楽しめない
- メガネを作り直しても、すっきり見えない
- 運転免許の更新で、視力が足りるか心配
- 段差や階段で、足元が見えにくいことがある
- 人の顔や表情がわかりにくくなった
白内障手術を受けるかどうかは、「視力の数字」だけでなく「生活で困っているかどうか」も大切な判断材料です。
つじおか眼科の日帰り白内障手術
当院では、日本眼科学会認定 眼科専門医である院長・副院長が、白内障の診断から手術、術後のフォローまでを担当しています。
地域に根ざした日帰り白内障手術への取り組み
つじおか眼科は開業以来、平野区の地域医療の中で日帰り白内障手術に長く取り組んできました。
副院長は近畿大学医学部附属病院や近畿大学医学部堺病院で網膜硝子体外来を担当し、難症例白内障手術や網膜硝子体手術の症例を数多く経験してきました。
精度を高める医療機器の活用
白内障手術では、手術支援システム「VERION(ベリオン)」を活用しています。
術前の測定データをもとに手術中のガイドを行い、眼内レンズを適切な位置に配置することを目指しています。
「自分の家族なら」を大切にしたチーム医療
当院では「自分の家族ならこうしてもらいたい」という想いを大切に、視能訓練士を含むスタッフがチームで患者さまをサポートしています。
手術への不安や疑問も、どうぞ遠慮なくお聞かせください。
まずは「今の目の状態」を知ることから
白内障と診断されても、すぐに手術が必要とは限りません。
大切なのは、今の目の状態を知り、ご自身の生活に合ったタイミングを医師と一緒に考えることです。
「手術はまだ迷っている」「話だけ聞いてみたい」という段階でも大丈夫です。
漠然とした怖さを、正しい知識と安心に変えるところから始めてみませんか?
大阪市平野区・喜連で白内障手術の相談先をお探しの方へ
つじおか眼科は、大阪メトロ谷町線・平野駅からアクセスしやすい場所にあり、駐車場も完備しています。
平野区内はもちろん、東住吉区や八尾市、松原市からも通院しやすい立地です。
白内障手術への不安や、手術を受けるタイミングで迷っている方は、お気軽にご相談ください。
日本眼科学会認定 眼科専門医が、あなたの症状に合わせた診療をご提供いたします。
医療法人志成会 つじおか眼科
〒547-0027 大阪市平野区喜連1-1-11
TEL:06-6701-1101


