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執筆者
- 院長辻岡 雅典
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資格
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- 日本眼科手術学会
- 日本眼科学会
- 大阪府眼科医会
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所属学会
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- 日本眼科学会認定眼科専門医
- ボトックス治療認定医
眼瞼けいれん、片側顔面けいれん)
霰粒腫(さんりゅうしゅ)は、まぶた(眼瞼)の中にできる小さな固い腫瘤です。まぶたの内側にある脂を分泌する腺(マイボーム腺)の出口が詰まり、その中に分泌物が溜まって形成されます。麦粒腫と混同されることがありますが、霰粒腫は細菌感染を伴わない無菌性の炎症であることが特徴です。
これらの要因により、マイボーム腺から分泌される脂質成分が正常に排出されず、腺の中に溜まることで炎症反応が起こります。
典型的な霰粒腫は痛みや赤みをほとんど伴わず、ゆっくりと発症します。
急激に大きくなることはまれですが、一度形成されると自然に完全に消失することはほとんどありません。
炎症が強くなった場合には「急性霰粒腫」となり、麦粒腫と似た症状(痛み、発赤、腫れ)が現れることがあります。
1日数回、10分程度温めたタオルなどでまぶたを温めると、詰まった分泌物の排出を促します。
温湿布の後に、詰まった腺を軽く圧迫して内容物の排出を促します。
炎症を伴う場合は、抗生物質の点眼薬や軟膏を使用します。
保存的治療で改善しない場合や、大きな霰粒腫には次の外科的治療が行われます。
初期の小さな霰粒腫の場合、腫瘤内にステロイド薬を注射することで縮小させることができます。
霰粒腫を包む袋(嚢胞)ごと摘出する小手術が最も確実な治療法です。局所麻酔で行い、約10〜15分程度で終了します。
霰粒腫に症状が似ている疾患には次のようなものがあります。疾患によって治療法が異なりますので眼科専門医によるくわしい検査が大切です。
特に高齢者の場合、悪性腫瘍との鑑別が必要なことがあります。長期間改善しない、出血を伴う、急速に大きくなるなどの場合は、専門医にご相談ください。
当院では、霰粒腫に対して丁寧な診察と適切な治療をご提供しています。保存的治療から外科的治療まで、患者様の状態に合わせた最適な治療方針をご提案いたします。
症状でお悩みの方は、お早めにご相談ください。
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日・祝 | |
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| 午前9:00-12:00 | ● | ● | ● | 診察手術 | ● | ● | / |
| 午後15:30-18:00 | ● | ● | / | 手術 | ● | / | / |
木曜午前は、手術および診察を行います。
休診日:水曜日午後、土曜日午後、日曜日、祝日