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執筆者
- 院長辻岡 雅典
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資格
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- 日本眼科手術学会
- 日本眼科学会
- 大阪府眼科医会
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所属学会
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- 日本眼科学会認定眼科専門医
- ボトックス治療認定医
眼瞼けいれん、片側顔面けいれん)
「目がしょぼしょぼする」「目が開けられない」といった症状は、日常生活で多くの方が経験されます。これらの症状は、一時的な目の疲れによるものから、特定の眼疾患のサインである場合まで、さまざまな原因が考えられます。
目がしょぼしょぼする感覚は、異物が目の中に入った時に防御反応として自然に起こりますが、眼精疲労やまぶたの痙攣、ドライアイ、結膜弛緩症などの疾患によっても生じることがあります。
眼精疲労は、目の痛みや視界のかすみ、眩しさ、充血などの症状が現れ、十分な睡眠や休息を取っても完全に回復しない状態を指します。症状が進行すると、肩こりや頭痛、吐き気などの全身症状を伴うこともあります。
ドライアイは、涙の量が減少したり、涙の質が変化したりすることで眼球表面が乾燥する疾患です。目の表面が乾燥することで、表面の細胞が傷つきやすくなり、様々な不快症状を引き起こします。
花粉やハウスダストなどのアレルゲンに対するアレルギー反応によって発症します。春季カタルもアレルギー性結膜炎の一種です。主な症状としては、目のかゆみ、充血、涙目、しょぼしょぼ感などがあります。
ヘルペス性結膜炎、流行性角結膜炎(はやり目)、咽頭結膜熱(プール熱)、急性出血性結膜炎などが含まれます。感染力が強く、接触感染によって広がります。充血、しょぼしょぼ感、目やに、異物感などの症状が現れます。
麦粒腫(ばくりゅうしゅ)は一般的に「ものもらい」と呼ばれる疾患で、まぶたのふちにある脂腺や毛包に細菌(主にブドウ球菌)が感染することで発症します。
が生じても、目のしょぼしょぼ感が現れることがあります。
角膜の表面に炎症や損傷が生じる状態です。細菌や真菌(カビ)、アカントアメーバ、ヘルペスウイルスなどの感染、コンタクトレンズの不適切な使用、外傷、ドライアイなどが原因となります。
ヘルペスウイルスによる角膜感染症です。単純ヘルペスと帯状ヘルペスの2種類のウイルスによって引き起こされます。
放置すると視力障害の原因となる可能性があるため、早期治療が重要です。
目のしょぼしょぼ感や疲れは、多くの場合、長時間の視作業によって引き起こされます。これらの症状を放置し、適切な休息を取らずに目を酷使し続けると、さまざまな問題を引き起こします。
まばたきを行う際は、ただ瞬きを繰り返すのではなく、一度強く目を閉じた後にゆっくり開けるようにすると、目の周りの筋肉が動き、血行が改善されます。
目を温めると血行が促進され、筋肉の緊張がほぐれ、疲労回復効果が期待できます。特に以下の効果があります。
専用のホットアイマスクや、清潔なタオルを温めたものを使用して、1日に数回、5〜10分程度目を温めると効果的です。ただし、目の充血が強い場合や急性の炎症時には、温めるのではなく冷やす方が良い場合もありますので、症状に応じて対応してください。
目の健康を維持するためには、適切な栄養素の摂取が重要です。
| ビタミンA | 角膜や網膜の健康維持に不可欠(ウナギ、ニラ、ホウレンソウ、ニンジン、ピーマンなど) |
|---|---|
| ビタミンB群 | 眼精疲労の改善に有効(ウナギ、豚肉、タラコ、イワシ、牛乳、卵、サンマ、マグロなど) |
| ビタミンC | 抗酸化作用があり、目の老化防止に効果的(ピーマン、レモン、イチゴ、パプリカなど) |
| ビタミンE | 血行を促進し、細胞の酸化を防ぐ(アーモンド、アボカド、ゴマ、カボチャなど) |
| オメガ3脂肪酸 | ドライアイの改善に有効(青魚、亜麻仁油など) |
| ルテイン・ゼアキサンチン | 網膜(特に黄斑部)を保護(ほうれん草、ケール、ブロッコリーなど) |
作業環境を見直すことも、目の疲れを軽減するために重要です。
症状に合わせた目薬の使用も効果的です。ただし、自己判断での長期使用は避け、症状が改善しない場合は眼科を受診してください。
当院では、目のしょぼしょぼ感でお悩みの患者様に対して、丁寧な問診と検査を行い、症状の原因を特定します。その上で、患者様の生活習慣や環境、症状の程度に合わせた最適な治療法をご提案いたします。
眼精疲労やドライアイの検査・治療はもちろん、アレルギー性結膜炎や感染症などの原因疾患がある場合は、適切な治療を行います。また、日常生活での目の使い方や環境改善のアドバイスもさせていただきます。
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日・祝 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 午前9:00-12:00 | ● | ● | ● | 診察手術 | ● | ● | / |
| 午後15:30-18:00 | ● | ● | / | 手術 | ● | / | / |
木曜午前は、手術および診察を行います。
休診日:水曜日午後、土曜日午後、日曜日、祝日